少しの論理的思考で人生を豊かにする。

ドイツの研究者のブログ。ライフハック的なことだったり、仮想通貨に関してだったり、機械学習だったり。雑多なことを書き連ねます。

労働時間の5%って多い?少ない? その5%が人生を変える。#1問題提起

まさです。

 

最近、指導している学生と話していて思ったことをば。

その子はポーランド人の博士課程の学生なのですが、どうも最近、特に今年に入って進捗が芳しくない。そこで少し話を雑談がてら聞いてみることにしました。

 

どうも、その子の主張としては「日々がんばってみてはいるんだけど、上手く進んでいるか分からない。色々選択肢があるんだけど、どれを選ぶべきか全く検討がつかない」と。その結果、やる気の低下にもつながっているみたい。

 

・・これ、どう対応すべきでしょうか?

 

僕個人としては、やや厳しい意見を投げました。僕から見ると、その子は「自分の人生の最終決定権を自分が握っている責任から目を背け、誰かが導いてくれるのをなんとなく待っている」ように見えたからです。というのも、「選択肢があるのに自分に言い訳をして、自らリスクを背負って選択するということを避けている」と判断できたからです。居ませんか?周りにこんな人。

 

と言っても、そんなことを意見するだけでは全然建設的ではないです。僕は、人に教える立場上、必ず建設的な意見を差し伸べることは非常に重要だと思っています。

 

あくまでその甘えてきな姿勢はバシッと批判します(国際的な環境でははっきり自分の物事を言ったほうがよい、とはいえ、ただし公衆でのけなすことは絶対避けて、あくまで個人的に伝える)。その建設的な意見として、じゃあどうしたらええのん、というライフハックを授けます。それがこのタイトルにも来ている、「労働時間の5%って多い?少ない? その5%が人生を変える。」でした。

 

週40時間(残業除く)の労働のうち、5%を新しいことに割く、って大変なことだとお思いますか?時間に直すと、週2時間。一日、2-30分を積み重ねると、週の労働時間的に5%です。時と場合、環境にもよりますが、僕としてはこのくらいは何とか都合できる割合だと思います。で、肝心のその新しいこと、とはなにか?

 

工面できた時間において、自分の成長のための計画策定・戦略を練ることです。

 

話が長くなりそうなのでここで止めておきますが、「判断できないからどうしようもない」と考えている人に対して、その疑問を「判断できない自分をどうやったら改善できるか?」という建設的な疑問にすりかえてあげると、その人の思考回路が大きく変わるとおもうわけです。続く。