少しの論理的思考で人生を豊かにする。

ドイツの研究者のブログ。ライフハック的なことだったり、仮想通貨に関してだったり、機械学習だったり。雑多なことを書き連ねます。

労働時間の5%って多い?少ない? その5%が人生を変える。#3PDCAを自己成長につかう

限られた時間を有効に活用しましょう、となると、やはり計画を立てる能力、問題があれば適宜軌道修正する能力、が大事になってきますよね。

 

僕としては、PDCAを回させることで自己成長を促すことが有効だと思っています。

 

※PDCAというのは、ご存知かもしれませんが、会社などの持続的で効率的な成長を促すための思考ツールです。Plan⇒Do⇒Check⇒Act(⇒Plan...)。計画し、実行し、計画通りにいったかを評価し、軌道修正した計画をまた練る。

 

PDCAという概念は、もともと品質管理のために生まれたもので、今ではビジネスで生産性を高めるために使われています。それを、個人のパフォーマンス管理・向上に適用しちゃいましょう、というわけです。

 

僕がやっているのは、毎週月曜の朝30分ー1時間くらいかけて、その週の計画を立てます。特に、40時間しかないということを念頭に、どのタスクに時間をどれだけ割り当てたいか・優先順位をどうするかを踏まえて、リストアップします(Plan)。それをその週に達成目標として実行する(Do)。その次の週の月曜朝には、1週間の間に実行した計画がしっかり出来たか(Check)確認し、もし出来ていなければ、なぜ達成できなかったのか、どうしたら達成できたかの原因・対策を練ります(Act)。

 

これをすることで、そもそも計画時に自分の能力を過大評価しすぎていたのか(最初はこれが多い)、はたまた計画は実行可能だったけど、業務をしている間が問題だったのか、業務以外の時間の使い方の問題だったのか?などがわかるようになります。

 

例えば、休憩が多すぎる、とか、逆にある一日でがんばりすぎて、次の日にやる気が出なかったとか、平日夜遅くまで飲みすぎると次の日は全然だめだとか。僕の場合、平日遅くまで飲むとどうしようもなく次の日のパフォーマンスがどうしても落ちます。なので、飲みの予定が事前に分かっているときは、そのパフォーマンス低下を見越してタスク量を減らします。

 

また、僕は20以上のプロジェクトに関わっていたりしますが、優先順位付けをする際にどうしてもこういった手法がないと回しきれない、というのもあります。

 

PDCAの肝として、僕はActが一番大事だと考えています(定量的な計画、なども大事ですが)。計画して実行するのはほとんど誰でもやっていることでしょう。ただし、実行してプロジェクトがひと段落したところで、当初の計画通り進んだか、進まなかったら何故そうなったのかをしっかりチェックする人が非常に少ない。ここをしっかりやることで他の人との差別化が図れます

 

また、このPDCAを繰り返すことで、自分の力量を把握できるし、精確に計画する能力もついてきます。このようなPDCAを週単位でやってWordなどに保存しておき、3ヶ月ごとにまとめるなどするとさらに中期の流れなども把握しやすくなり、1年先までの進捗も読めるようになってきます